今回は、「テキストの練習問題を繰り返し解くことがなぜ重要なのか?」というお話しです。
試験に受かるには、テキストの暗記はもちろんですが、練習問題を繰り返すことも必要不可欠です。
その理由を、これからお伝えして行きますので、あなたも是非是非実行してください。
練習問題を解くことの重要性
さて、「黙読」「音読」でテキストの内容を覚えながら、同時にテキスト下部に記載されている、「練習問題」にチャレンジしましょう。
当然のことですが、試験に合格するためには、問題を解かなくてはなりません。
そのために、練習問題にチャレンジして、「実際にどのような問題が、どのような形式で出題されるのか」。頭と身体に染み込ませましょう。
大切なのは、問題の内容を理解すること
練習問題を繰り返し行うことはとても大切なことですが、その際に、気を付けなければいけないことがあります。
それは、問題の「正解肢を覚えることではなく、正解肢の内容を理解している。」
ということです。もっと言えば、「選択肢の内容全てを理解」することが必要になります。
これらのことは、今更いうまでもなく当たり前のことなのですが、何回もやっていると、「正解」を覚えてしまいます。で、その覚えた正解を当てることで自分はできてるという錯覚に陥ってしまいます。僕がそうでした。それでは全く意味がありません。
もちろん、そうならない人もたくさんいるでしょう。しかし中には、僕のように「錯覚」・・というか「勘違い」に陥る人もいらっしゃるかもしれないので、十分に気を付けてください。
練習問題を見てみよう
それでは実際に、テキストに記載されている練習問題を見てみましょう。
「答え」は、最後尾に記載してあります。
問題1 感染症に関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい
a. ヒトからヒトへ感染が広がる性質をもつ場合は伝染病という。
b. 感染症とは寄生体が体内に侵入し、感染して増殖し発症する疾患の総称である。
c. 感染とはある生物の体内に別の微生物が付着した場合をいう。
d. 社会に多大な被害をもたらした場合は疫病という。
e. 病原体より宿主の感染にたいする防御力が強ければ感染症は成立しない。
これは練習問題ですが、本試験もこんな感じで、誤っているものを選択する形になります。
見てみると、全部正しく思えてしまいますが、正解はひとつしかありません。なので、選択肢全ての内容を理解していないと、正解は出来ません。
僕も1度目の時は、「やった、正解!俺ってすげ~!」などとはしゃいでましたが、結果は不合格でした。
当たり前のことですが、頭に入れておいて頂ければ幸いです。
まとめ
今回は、練習問題を解くことの重要性と、注意点についてお伝えしました。
大事なのは、「繰り返し行うこと」。そして、「問題の内容を理解すること」。
ご参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
問題の答え:C
感染とはある生物の体内に別の微生物が侵入・定着した後、増殖を行うこと。
微生物が単に付着した場合は、汚染と呼ぶ。